・日曜
ゲンちゃんがお休みなので、昼過ぎから街唯一の娯楽施設、市民プールに歩いて向かう。
家を出て通りに出ると、日曜ということもあって人の気配がしない。
車も1台も走っていない。
ただえさえ車も人も少ないのに、日曜は気味が悪いぐらい静か。
ゴーストタウン。
街の中心部にあるプールへ。
受付に人がいない。休みかと思ったけど看板は日曜も開いていると書いてある。
どうしたらいいのかと思いつつ、中を覗くと子供が二人泳いでいた。
話しを聞くと、受付の人を呼んでくれた。
大人一人3.5ドル、280円。
綺麗な大きなプール。子供が二人遊んでいる以外は誰も居ない。
代わる代わる何人かは来たが、終始ガラガラだった。
ハンモックがあったり、デカいボードがあったり。
綺麗なデカいプールをほぼ貸し切り。
オーストラリアのカラッとした暑さもあって、ただただ最高。
2時間泳いで遊んで帰る。
毎週日曜はここに来ようと二人で話す。
・月曜
朝4時半に起きる。
歩いて回ることに限界があったので、今日はゲンちゃんに車を借りて、周辺の農場に仕事が無いか聞いて回ることにした。
まず5時過ぎにゲンちゃんを仕事場に送る。
ゲンちゃんの農場はマンダベラから車で20分ぐらいだった。
車を運転していると、ひかれて死んでいるカンガルーがいたり、ウサギが跳びだしてきたりする。
1度家に帰り朝食を食べて、9時過ぎに出発。
まず、前回徒歩で行ったが見つけることが出来なかった、街の西の農場に向かう。
街から5kmの農場。今回は発見できた。
中に入って話しを聞く。
ただ仕事は無かった。イースター祭が終わった4月中旬以降、パッキングの仕事があるらしい。
それだと先すぎる...。
ひとまずウエイティングリストに名前と電話番号を書く。
それでも10人ぐらい待っていたし、俺が帰るときには入れ替わりで他のアジア人も書きにきていた。
ここの農場で働いていた掃除のおばちゃんに、今仕事を持っている仲介人を知っているから紹介してあげるわと話しかけられ、電話番号を教わる。
ただ夜かけてみたら繋がらなかった。
その後、再びマンダベラに戻り、今度は南側の農場を回る。
人が見つけられなかったり、事務所がどこか分からない農場もあったけど、3カ所の農場に話しを聞くことが出来た。
ただ、どこも3月下旬から4月にならないと仕事が無いらしい...。
そのうち2カ所にウエイティングリストがあったので記入する。
どのウエイティングリストも結構待っている人がいた。
仕事の内容はパッキングか収穫だった。
本当に今の時期は仕事が無いらしい...。
今はただ待つしかないっぽい...。
スーパーに買い物に行き、帰る。
午後、ゲンちゃんを迎えに行く。
俺がオーストラリアに来るずっと前からオーストラリアでワーホリをやっている地元の後輩がいた。
タイミングで会おうなんて話しをしていたけど、4月中旬にはオーストラリアを出るらしい。
都市部で働いて、最後は田舎に行きたいとか言っていたので、最後こっちに来ないか?と誘ったら、マンダベラに来ることになった。
今の仕事をやめて3週間後にマンダベラで一緒に住むことになった。
状況や移動手段を伝えたり、レセプションに部屋の予約をしに行く。
再来週にはゲンちゃんの友達も来ることになっていた。
今は4人部屋を二人で住んでいるけど、月末には4人で住むことになった。
・火曜
やはりこの先、農場で働くなら、車が必要だった。
車が無いと送り迎えを頼まないといけないので、仕事も見つかりずらいし、見つかってもお金がかかる。
シーズンが始まり、仕事が見つかりそうなのが2週間後。
なら今のうちに都市部まで車を買いに行ったほうがいい。
それだけでも、往復ともろもろを含めると最短でも4日ぐらいかかる。
車を1日中調べる。
買い方、手続きの仕方、維持の仕方、税金や保険等を調べる。
オーストラリアでは車屋で買う以外に、個人間での売買も盛んだった。
そういうサイトもたくさんある。
ただ、オーストラリア人から買うのは、英語的に自信が無い。
色々聞きたいことも、状態確認も難しい。
選択肢は少なくなるけど、日本人のサイトで日本人から買うことにした。
ここから買いに行くとなると、ゴールドコースト、ブリスベン、バンダバーグ。
そのエリアで売りに出されている車を探す。
維持費、燃費が安い普通車か。
この先、遠出も考えて車中泊が出来るバンタイプか。
オーストラリアは4WDでしか入れない、荒野やビーチも多いので思い切って4WDか。
バンと4WDを中心に気になった車のオーナーに、片っ端から質問等を書いたメールを送り続ける。
夕方から、仕事仲介人に連絡する。
先週、来週には仕事があると思うと言われた仲介人にメールをするが返信は無かった。
ゲンちゃんのボスにもゲンちゃんが電話してくれた。
しかし、忙しいからまた明日電話しろと言われる。
本当にあと仕事が見つかれば完璧なのに...。
・水曜
引き続き車を調べる。
一通メールが返ってきた。
メールを送った車の中では1番大型の車だった。4WD。
車両の状態確認や価格交渉のメールのやり取りをする。
ただ4WDなので維持費も燃費もかかる...。悩む...。
早ければ今週末にゴールドコーストまで戻り、実際に車を見せてもらい試乗し、問題無ければ週明けには名義変更の話しになる。
それまでにゴールドコースト、ブリスベンでもう何台か候補を作る必要があった。
夕方ゲンちゃんが帰ってきて、再びゲンちゃんのボスに電話してもらう。
すると、今から家に来いと言われ、ゲンちゃんに連れてってもらう。
ボスはネパール人。
労働者斡旋の仕事をしているらしい。
ボスはいなかったけど、他の人が対応してくれた。
登録というか、個人情報や各種番号を記入していく。
これでボスはたぶん俺に仕事を回してくれる。
再来週から始まるであろうマンダリンの収穫にも入れるはず。
あとは待つしかなかった。
家に戻り、引き続き車のやり取りや、海外保険の切り替え作業をやっていると、ボスからメールが来る。
明日から仕事があるから、明日農場へ行け。
そこで一緒に働く日本人がいるから送り迎えを頼め、と電話番号が送られてくる。
電話をすると、送り迎えを引き受けてくれた。
朝5時に迎えに来てくれることになった。
急すぎる....。
嬉しいしありがたいけど、何の準備も心構えもしていない...。
作業着はゲンちゃんに借りて、グローブは一緒の人が周りに余ってないか聞いてくれると言ってくれた。
何の仕事か分からないし、どこでやるのかも分からない。
給料は時給らしい。
ひとまず急いで支度をして、車の出品者に変更を伝え、急いで寝た。
・木曜
朝4時に起きて支度して、5時に入り口へ行くと迎えに来てくれていた。
マンダベラのシェアハウスに住む、日本人3人組だった。
マンダベラに日本人3人組がいるというのはレセプションから何となく聞いていた。
この人達は他の農場から移ってきて、今日かららしい。
そして、この人達以外にも、もう7人日本人が一緒だった。
別のシェアハウスに4人組。
それと、前に仕事を紹介してもらえないか聞いて無理だった、同じ敷地に住む日本人3人組と結局同じ農場らしい。
この7人は以前から働いているらしい。
何となくどういうことか分かったし、マジかとも思った....。
その3人から聞いていたのは、あまり良い状況では無かった。
何より農場が遠かった。
マンダベラの隣町のさらに先、50km以上先の場所に農場はあった。
行くのに片道1時間、往復2時間毎日かかる...。
5時に出発して、到着は6時。
集合すると、全部で25人ぐらいいた。
ネパール人と日本人が半々。
仕事は2人ペアになって、とにかくオレンジの間引き。
1日8時間か10時間労働。毎日昼過ぎにどっちか分かるらしい。
間引きなので時給計算。時給23.66ドル、そこから税金が引かれ、手取り時給が1600円ぐらい。
さすがファーム、お金はすごい。
広大な敷地にオレンジの木が山ほどある。
ネパール人の監督にやり方を説明される。
1本の枝に5個ぐらいなっているから、それを1個にして、1個1個の間隔をあける。
傷物、日焼けした物、小さい物も取る。
一人1つ脚立が渡されて、とにかく間引く。
目標は1時間で5本らしい。
まだ緑のオレンジ。
固い。
1本の木にめちゃくちゃなっている。
とにかくひたすら間引く。
とにかく取っては地面に落とす。
それだけを永遠にやる。
10時半に1度、30分のご飯休憩。
作ってきたサンドイッチを食べる。
最初は楽しかったけど、慣れると飽きる。
ただただつまらないし、しんどい。
昼頃、太陽が出るとめちゃくちゃ暑い。
持ってきていた水が足りなくて、最後少しずつ飲んだ。
1年2ヶ月ぶりの労働。
まぁでも本当によかった。
2週間無駄にしなくて稼げた。
ただ、単純作業と肉体労働。
俺は今まで生きてきて仕事がつまんないと思ったことが無かったけど、これはマジでつまらない...。
日本で俺は本当に恵まれてたなとも思う。
まぁ1年2ヶ月遊んできたから、この先再び遊ぶために今は働くしか無い。
一緒に働いている日本人達とは、ほとんど会話することもなく。
普通のワーホリの人達と俺とは状況が違うし、何というか共通項もタイプも全然違うし。
向こうもそう思っているだろうけど。
この日は10時間労働の予定だったけど、途中から雨が降り、雷も鳴り始めたので、8時間で終了。
クタクタだった。
また帰りも1時間かけて帰る。
マンダベラに戻り、街中へ行き、作業着、帽子、軍手、水を入れる保冷バッグを買う。
久しぶりの仕事後の風呂は最高だった。
30時間移動のあとの風呂とはまた違うし。
・金曜
深夜3時40分に起きて、5時にお迎えに来てもらう。
この日はがっつり10時間労働だった。
10時間はさすがに最後集中力も体力も無くなる...。
10時間で40本の木を間引いた。
持っていった4.5リットルの水は最後無くなった。
16時半に終了。
ただこれで1日16000円。ありがてぇ。
しかも週6で続く。
収穫は出来高制だけど、間引きは時給制。
最初だし慣れてないし、これも助かった。
ただ往復2時間がキツい...。
マンダベラ周辺に農場は山ほどある。
帰ったら17時半。
風呂入って、ご飯食べて、明日の支度したら1日が終わってしまう。
来週ぐらいから他の仕事があれば転職も考えないと。
そして、その場合自分の車が必要な可能性もある。
夜は売りに出されている車をチェックして、もう1度交渉を始める。
普段は日曜が休みらしいけど、この週だけは土曜休みの日曜出勤になった。
明日が急遽休みになったので、夜更かしして寝た。
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ゲンちゃんがお休みなので、昼過ぎから街唯一の娯楽施設、市民プールに歩いて向かう。
家を出て通りに出ると、日曜ということもあって人の気配がしない。
車も1台も走っていない。
ただえさえ車も人も少ないのに、日曜は気味が悪いぐらい静か。
ゴーストタウン。
街の中心部にあるプールへ。
受付に人がいない。休みかと思ったけど看板は日曜も開いていると書いてある。
どうしたらいいのかと思いつつ、中を覗くと子供が二人泳いでいた。
話しを聞くと、受付の人を呼んでくれた。
大人一人3.5ドル、280円。
綺麗な大きなプール。子供が二人遊んでいる以外は誰も居ない。
代わる代わる何人かは来たが、終始ガラガラだった。
ハンモックがあったり、デカいボードがあったり。
綺麗なデカいプールをほぼ貸し切り。
オーストラリアのカラッとした暑さもあって、ただただ最高。
2時間泳いで遊んで帰る。
毎週日曜はここに来ようと二人で話す。
・月曜
朝4時半に起きる。
歩いて回ることに限界があったので、今日はゲンちゃんに車を借りて、周辺の農場に仕事が無いか聞いて回ることにした。
まず5時過ぎにゲンちゃんを仕事場に送る。
ゲンちゃんの農場はマンダベラから車で20分ぐらいだった。
車を運転していると、ひかれて死んでいるカンガルーがいたり、ウサギが跳びだしてきたりする。
1度家に帰り朝食を食べて、9時過ぎに出発。
まず、前回徒歩で行ったが見つけることが出来なかった、街の西の農場に向かう。
街から5kmの農場。今回は発見できた。
中に入って話しを聞く。
ただ仕事は無かった。イースター祭が終わった4月中旬以降、パッキングの仕事があるらしい。
それだと先すぎる...。
ひとまずウエイティングリストに名前と電話番号を書く。
それでも10人ぐらい待っていたし、俺が帰るときには入れ替わりで他のアジア人も書きにきていた。
ここの農場で働いていた掃除のおばちゃんに、今仕事を持っている仲介人を知っているから紹介してあげるわと話しかけられ、電話番号を教わる。
ただ夜かけてみたら繋がらなかった。
その後、再びマンダベラに戻り、今度は南側の農場を回る。
人が見つけられなかったり、事務所がどこか分からない農場もあったけど、3カ所の農場に話しを聞くことが出来た。
ただ、どこも3月下旬から4月にならないと仕事が無いらしい...。
そのうち2カ所にウエイティングリストがあったので記入する。
どのウエイティングリストも結構待っている人がいた。
仕事の内容はパッキングか収穫だった。
本当に今の時期は仕事が無いらしい...。
今はただ待つしかないっぽい...。
スーパーに買い物に行き、帰る。
午後、ゲンちゃんを迎えに行く。
俺がオーストラリアに来るずっと前からオーストラリアでワーホリをやっている地元の後輩がいた。
タイミングで会おうなんて話しをしていたけど、4月中旬にはオーストラリアを出るらしい。
都市部で働いて、最後は田舎に行きたいとか言っていたので、最後こっちに来ないか?と誘ったら、マンダベラに来ることになった。
今の仕事をやめて3週間後にマンダベラで一緒に住むことになった。
状況や移動手段を伝えたり、レセプションに部屋の予約をしに行く。
再来週にはゲンちゃんの友達も来ることになっていた。
今は4人部屋を二人で住んでいるけど、月末には4人で住むことになった。
・火曜
やはりこの先、農場で働くなら、車が必要だった。
車が無いと送り迎えを頼まないといけないので、仕事も見つかりずらいし、見つかってもお金がかかる。
シーズンが始まり、仕事が見つかりそうなのが2週間後。
なら今のうちに都市部まで車を買いに行ったほうがいい。
それだけでも、往復ともろもろを含めると最短でも4日ぐらいかかる。
車を1日中調べる。
買い方、手続きの仕方、維持の仕方、税金や保険等を調べる。
オーストラリアでは車屋で買う以外に、個人間での売買も盛んだった。
そういうサイトもたくさんある。
ただ、オーストラリア人から買うのは、英語的に自信が無い。
色々聞きたいことも、状態確認も難しい。
選択肢は少なくなるけど、日本人のサイトで日本人から買うことにした。
ここから買いに行くとなると、ゴールドコースト、ブリスベン、バンダバーグ。
そのエリアで売りに出されている車を探す。
維持費、燃費が安い普通車か。
この先、遠出も考えて車中泊が出来るバンタイプか。
オーストラリアは4WDでしか入れない、荒野やビーチも多いので思い切って4WDか。
バンと4WDを中心に気になった車のオーナーに、片っ端から質問等を書いたメールを送り続ける。
夕方から、仕事仲介人に連絡する。
先週、来週には仕事があると思うと言われた仲介人にメールをするが返信は無かった。
ゲンちゃんのボスにもゲンちゃんが電話してくれた。
しかし、忙しいからまた明日電話しろと言われる。
本当にあと仕事が見つかれば完璧なのに...。
・水曜
引き続き車を調べる。
一通メールが返ってきた。
メールを送った車の中では1番大型の車だった。4WD。
車両の状態確認や価格交渉のメールのやり取りをする。
ただ4WDなので維持費も燃費もかかる...。悩む...。
早ければ今週末にゴールドコーストまで戻り、実際に車を見せてもらい試乗し、問題無ければ週明けには名義変更の話しになる。
それまでにゴールドコースト、ブリスベンでもう何台か候補を作る必要があった。
夕方ゲンちゃんが帰ってきて、再びゲンちゃんのボスに電話してもらう。
すると、今から家に来いと言われ、ゲンちゃんに連れてってもらう。
ボスはネパール人。
労働者斡旋の仕事をしているらしい。
ボスはいなかったけど、他の人が対応してくれた。
登録というか、個人情報や各種番号を記入していく。
これでボスはたぶん俺に仕事を回してくれる。
再来週から始まるであろうマンダリンの収穫にも入れるはず。
あとは待つしかなかった。
家に戻り、引き続き車のやり取りや、海外保険の切り替え作業をやっていると、ボスからメールが来る。
明日から仕事があるから、明日農場へ行け。
そこで一緒に働く日本人がいるから送り迎えを頼め、と電話番号が送られてくる。
電話をすると、送り迎えを引き受けてくれた。
朝5時に迎えに来てくれることになった。
急すぎる....。
嬉しいしありがたいけど、何の準備も心構えもしていない...。
作業着はゲンちゃんに借りて、グローブは一緒の人が周りに余ってないか聞いてくれると言ってくれた。
何の仕事か分からないし、どこでやるのかも分からない。
給料は時給らしい。
ひとまず急いで支度をして、車の出品者に変更を伝え、急いで寝た。
・木曜
朝4時に起きて支度して、5時に入り口へ行くと迎えに来てくれていた。
マンダベラのシェアハウスに住む、日本人3人組だった。
マンダベラに日本人3人組がいるというのはレセプションから何となく聞いていた。
この人達は他の農場から移ってきて、今日かららしい。
そして、この人達以外にも、もう7人日本人が一緒だった。
別のシェアハウスに4人組。
それと、前に仕事を紹介してもらえないか聞いて無理だった、同じ敷地に住む日本人3人組と結局同じ農場らしい。
この7人は以前から働いているらしい。
何となくどういうことか分かったし、マジかとも思った....。
その3人から聞いていたのは、あまり良い状況では無かった。
何より農場が遠かった。
マンダベラの隣町のさらに先、50km以上先の場所に農場はあった。
行くのに片道1時間、往復2時間毎日かかる...。
5時に出発して、到着は6時。
集合すると、全部で25人ぐらいいた。
ネパール人と日本人が半々。
仕事は2人ペアになって、とにかくオレンジの間引き。
1日8時間か10時間労働。毎日昼過ぎにどっちか分かるらしい。
間引きなので時給計算。時給23.66ドル、そこから税金が引かれ、手取り時給が1600円ぐらい。
さすがファーム、お金はすごい。
広大な敷地にオレンジの木が山ほどある。
ネパール人の監督にやり方を説明される。
1本の枝に5個ぐらいなっているから、それを1個にして、1個1個の間隔をあける。
傷物、日焼けした物、小さい物も取る。
一人1つ脚立が渡されて、とにかく間引く。
目標は1時間で5本らしい。
まだ緑のオレンジ。
固い。
1本の木にめちゃくちゃなっている。
とにかくひたすら間引く。
とにかく取っては地面に落とす。
それだけを永遠にやる。
10時半に1度、30分のご飯休憩。
作ってきたサンドイッチを食べる。
最初は楽しかったけど、慣れると飽きる。
ただただつまらないし、しんどい。
昼頃、太陽が出るとめちゃくちゃ暑い。
持ってきていた水が足りなくて、最後少しずつ飲んだ。
1年2ヶ月ぶりの労働。
まぁでも本当によかった。
2週間無駄にしなくて稼げた。
ただ、単純作業と肉体労働。
俺は今まで生きてきて仕事がつまんないと思ったことが無かったけど、これはマジでつまらない...。
日本で俺は本当に恵まれてたなとも思う。
まぁ1年2ヶ月遊んできたから、この先再び遊ぶために今は働くしか無い。
一緒に働いている日本人達とは、ほとんど会話することもなく。
普通のワーホリの人達と俺とは状況が違うし、何というか共通項もタイプも全然違うし。
向こうもそう思っているだろうけど。
この日は10時間労働の予定だったけど、途中から雨が降り、雷も鳴り始めたので、8時間で終了。
クタクタだった。
また帰りも1時間かけて帰る。
マンダベラに戻り、街中へ行き、作業着、帽子、軍手、水を入れる保冷バッグを買う。
久しぶりの仕事後の風呂は最高だった。
30時間移動のあとの風呂とはまた違うし。
・金曜
深夜3時40分に起きて、5時にお迎えに来てもらう。
この日はがっつり10時間労働だった。
10時間はさすがに最後集中力も体力も無くなる...。
10時間で40本の木を間引いた。
持っていった4.5リットルの水は最後無くなった。
16時半に終了。
ただこれで1日16000円。ありがてぇ。
しかも週6で続く。
収穫は出来高制だけど、間引きは時給制。
最初だし慣れてないし、これも助かった。
ただ往復2時間がキツい...。
マンダベラ周辺に農場は山ほどある。
帰ったら17時半。
風呂入って、ご飯食べて、明日の支度したら1日が終わってしまう。
来週ぐらいから他の仕事があれば転職も考えないと。
そして、その場合自分の車が必要な可能性もある。
夜は売りに出されている車をチェックして、もう1度交渉を始める。
普段は日曜が休みらしいけど、この週だけは土曜休みの日曜出勤になった。
明日が急遽休みになったので、夜更かしして寝た。
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