朝、下のベッドのデカいイビキで起きる。
めちゃくちゃ巨漢の男が、凄いイビキをして寝ていた。
支度をして宿を出る。
午前中はアムステルダム観光をして、昼過ぎにベルギーのブリュッセルに向かう。
中央駅に行って、またコインロッカーにバックパックを預ける。
聖ニコラス教会。
なんとなく、昨夜行った飾り窓に行ってみる。
昨夜の大盛り上がりが嘘みたいに、誰も観光客は歩いていなかった。
ただ道はもの凄い数のゴミが散乱していて。
それを清掃員の人が掃除していた。
これがこの街の毎日らしかった。
飾り窓は、みんな個人事業主で。
部屋は一晩20時~6時で200ユーロで貸し出されていた。
飾り窓の裏側にある旧教会。
そのままただただ南に向かって歩いた。
吊り上げの橋。
ムント塔。
花市場。
1kmぐらい川沿いがずっと花屋さんが並ぶ。
ここから大回りして再び北に向かう。
コーヒーショップ、マリファナ屋。
アンネ・フランク像。
像のすぐ近くが、アンネ・フランクの家。
10日ぐらい前に確認したが、人気すぎて予約が取れず中には入れなかった。
アムステルダムの川沿いの家はどこも傾いている。
けっこう傾いている。
中はどうなっているだろう。
王宮前広場にもう一度行って。
やっとレストランが開く時間になったので駅前に戻る。
何度もオランダ料理を考えるが、どうしても休日だし感が抜けない。
普通に中華料理店に入る。
豚肉と野菜の炒め物、美味しかった。
13時15分発のタリスに乗る。
ブリュッセルまでは2時間。55ユーロ。
ただ終点はパリなので、寝過ごすとパリまで行ってしまう。
ほぼ満席。
凄いスピードで、あっいう間にブリュッセルに到着。
国境を越えて、首都から首都に移動した感はあまり無く。
前回ヨーロッパを回った時はほぼバス移動だったから、もう少し移動がリアルだったけど。
もう本当に連休の旅行。
ブリュッセルの駅を外に出ると、やっぱりちょっとロンドンとも、アムステルダムとも違う。
顔つきなのか、町並みなのか、言葉なのか雰囲気なのか。
宿はちょうど駅と市内の真ん中にあったので先に宿に行ってチェックインする。
6人部屋。
綺麗なところ。
荷物を置いて、観光に行く。
宿からも近く、ベルギーといえばの、小便小僧へ。
ただなんかの記念の格好をしていた。
オリジナルが見たかった。
行ったことのある人全員から聞いた、ここが?と思うほどのただの道の角にある。
そして、これかぁと思うほど、ただの小さい像。
そのまま北に進み、グランプレスへ。
王宮前広場。
4年前のパリ滞在中、宿で知り合ったベルギーに行ってきた人の話を聞いて、少しだけベルギーを調べたことがあった。
グランプレス、小便小僧、ワッフルの写真を見て、行かなくていいかと思った。
あの時は本当にヨーロッパの物価に毎日疲れていて、どこを見ても同じような気になっていて。
ベルギーはいいやと20分ぐらいで決めたと思う。
単純に金銭的に来られなかった。
あれから4年経ってグランプレスに来られたのは嬉しかった。
とても綺麗な広場で。
触ると幸せになれる、有名な像。
広場は何かのイベントのステージと客席が組まれていて、リハーサルをやっていた。
何のイベントか聞くと、ベルギー軍の式典らしい。
今夜19時半からあるらしい。
どうせだったら、ステージとか無い普段の広場が見たかったけど。
あとで時間があれば夜に来ようと思った。
そのまま北に進む。
パブを見つけて寄ってしまう。
店員さんオススメのベルギーのビールを頼む。
だいぶ独特の味がした。
ギャルリ・サンテュ・ベールを抜けて。
聖ミカエル教会。
ロイヤル広場に抜けて。
スーパーで缶ビルとハムを買ってしまう。
片方は8%のストロングビール。
これが後々大惨事になる。
ビール呑みながらただ広場を眺める。
ブリュッセルパークへ。
ここは前に写真で見たことがある気がする。
ロイヤルパレイスを眺めて市内に戻る。
小便少女へ。
ロンドンでベルギーに行った人に教えてもらうまでは、こいつの存在は知らなかった。
缶ビールを買い足して広場に行くと、イベントが始まっていた。
石の柵に腰掛けて、ビール呑みながら眺め続けた。
ずっと見ているが軍の何のお祝いなのかは分からず。
小便小僧が25と書かれた飾りをしてあったから、何かの25周年なのか。
隣に座ってた奴と何となく話しをしていたら楽しくなってきて、途中でビールを買い足して。
夜が暗くなってからのグランプレスはとても綺麗で。
イベントも佳境で、賑わいは増えていって。
イベントが終わり、そうとう呑んでいたのもあって、これは帰らないとヤバいなと思い宿に帰る。
地図を一瞬見て、方向を確認したのは覚えている。
しばらくグランプレスから歩いていたのも覚えている。
起きたら、マジでどこなのかまったく分からない、建物の路上で寝ていた....。
深夜2時頃で、何故か上着を着ていない。
肌寒くて起きた。
ポケットを確認すると、ポケットの中身はちゃんとある。
携帯のマップを見ると、グランプレスから宿とは逆方向の、北側のよく知らない場所にいる...。
何故こんな場所で寝ているか考えるがまったく分からない...。
ふと気づくと、上着が無い...。
それと一眼レフと地球の歩き方が入ったショルダーバッグも無い...。
これはヤバいと思い当たりを見渡すが近くに無い...。
周辺を探す。
起きた場所は人の気配が無い、バスターミナルみたいな場所だった。
しばらく歩くと、上着が落ちていた。
土で汚れていた。
しかしショルダーバッグは無い...。
そのバスターミナルみたいな場所を一周してよく探すがどこにも鞄は無かった...。
まだ酔っ払っている感覚はあったし、もうクソ面倒臭いし、腹立たしいし。
てか人の気配がなさ過ぎて怖いし、宿に帰ることにする。
ちゃんと地図をみるとだいぶ北にいる。
歩いたら宿まで20分ぐらいかかる。
マジでまったく意味が分からない。
ポケットのタバコは切れていた。
途中たむろしていた男の子達に、誰かタバコくれと言ったら、何人かが差し出してくれて、一人から1本もらう。
宿に戻り、ひとまずシャワー浴びて、もう意味分からんし、自分に腹たち過ぎて、ベットに入って寝た。
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