3泊4日の旅行から帰ってきてから6月下旬までの話し。
ロンドンから帰ってきて3日。
QUEENのライブに行く。
3週間くらい前にネットでチケットが余っているから誰か行きませんか的な募集を見る。
それを見るまでQUEENのライブがロンドンであることを知らなかった。
というか、QUEENが定期的にライブをやっていることを知らなかった。
ゲストボーカルを迎えてライブをしていることは何となく知っていたけど、不定期なものだと勝手に思っていた。
QUEENのサイトを見てみたら、ヨーロッパツアー中らしく、ロンドンでは2週間10公演ぐらいあった。
まだチケットはあったけど、募集していた金額より正規で買うのは高かった。
誘うような友人もいないし、その募集に連絡してみた。
100ポンドで売ってもらった。
こちらの現地企業で働いている方で、もう15年以上いらっしゃる方だった。
話しを聞くと、このツアーは2年前に予定されていたものだったらしく、コロナで延期されていたらしい。
2年前に買ったが延期されて、払い戻しはされず、勝手に今日の日付に振り返られたらしい。
払い戻しはされないが、ネットとかで転売して他人に売るのはいいらしい。
海外ノリ。
会場はO2ドーム。ロンドン公演は全公演ここ。
キャパ1万。
前に遊びに来たり、配達に来たことはあった。
ここでコンサート見てみたかった。
開演40分前に入る。
客層は白人ばかり。年齢層若干高めだけど、若い人も多い。
親子も多い。
クイーンの物販。
カップが欲しくてビールを買う。
10分押しで始まって。
ステージ上のオブジェは王冠で。
SE鳴って、王冠が光って吊り上がってスタート。
最高過ぎた。
アダム・ランバートの歌も初めて聴いたけど最高だった。
ブライアン・メイを見ることになると思ってなかった。
ギター上手すぎた。
アンコール始まる前にスクリーンにフレディが映って、あの伝説のコール&レスポンスやって。
最高だった。
もうお爺さん達だから、15曲ぐらい、1時間半ぐらいかなと思ってたら、28曲2時間半もやっていた。
それでも知らない曲は2曲ぐらいで。
名曲が多すぎる。
このセットリストでロンドン10公演、ヨーロッパツアーは凄すぎる。
他国はスタジアムだし。
周りのお客さんがとても良かった。
隣のおそらくクイーンと同世代かちょっと上ぐらいの老夫婦と娘夫婦の4人組。
お爺ちゃんお婆ちゃんもノリノリで。娘達もで。
前にいた若い女の子3人組もノリノリだった。
アンコールのWe will rock youと、We are the championはスタジアム中大合唱だった。
本拠地イギリスで見れたのは、凄く良かった。
クイーンのライブが最高過ぎて。
そういえばここはロンドンなんだと改めて思い出す。
世界中のそうそうたるアーティストがライブやってるわなと。
地下鉄でポスター色々見るしなと。
ライブだけじゃなくて、全ジャンルそうだわなと。
ニューヨークかロンドンかの大きさだわなと。
ただ外タレが全然詳しくない。
何が見たいかよく分からない。
ひとまず好きな外国のバンドだとと思い、Weezerのサイトを調べる。
月末にロンドンでライブがあることを知る。
凄すぎる、タイミング良すぎる。
しかも、Green DayとFall Out Boyとの3マン...。
にわかに信じられないラインナップ...。
チケットを買うか考える。
どんどん調べなきゃダメだと思い直す。
土曜出勤の前日の金曜の仕事終わり。
家に帰ると、マネージャーのニールから電話がくる。
「明日は1件で、1箱だけだ。ただしシーサイドだ。」
と言われる。
「もう準備は出来ている。好きな時間に明日は始めろ。」
と言われる。
土曜、いつもの時間に出勤するとニールから、
「いいか、配達が終わったら、ビーチに行って、フィッシュ&チップスを食べて、アイスクリームも食べてこい。」
と言われる。
こういう時、なんでフィッシュ&チップス?
って一瞬思ってしまい、ジョークだと分かるのに数秒かかり、変な笑顔しかまだ出来ない。
行き先はポーツマス。
ロンドンから2時間で着いた。
ポーツマスのスーパーの寿司コーナーに冷凍サーモンを1箱届ける。
たぶん前日欠品を出してどうしても今日中の配達が必要だったんだと思う。
せっかくなので海を見て帰る。
滞在時間15分。
帰ったら12時半だった。
盗まれた1眼レフはどうしたもんかなぁと思っていた。
iPhoneの写真だけで十分な気もする。
ただズームと夜景は一眼レフのが全然綺麗。
電気屋に行ってみる。
持ってた奴の1回り小さい機種が出てた。
ただ800ポンド、13万...。
これは無理だ...。
どうしようかなぁと思っていたら、ある日手紙が届く。
中身は税金の払い戻しで、税金払いすぎだから返金する。
Web申請すれば即日口座に送金する。
しなければ勝手に小切手を送る、と書いてある。
なんのことだか分からないし、心当たりも無い。
ただちゃんと政府からで、詐欺でもない。
給与明細を確認するがちゃんと税金は払っているし、払いすぎにも見えない。
というか、5ヶ月しか働いてないのに1500の返金はおかしい。
知り合いの人に会った時に聞いたら、最初は分からないと言われたが、分かった!と謎を解いてくれた。
イギリスの税金の年度末は4月。
そこまでの1年間で、年間10000ポンド以下だかの収入の人は税金が免除になる。
俺が働き始めたのは1月。
そこからの3ヶ月間の収入は10000はいっていない。
なのでその3ヶ月間で払っていた税金が返ってくるらしい。
ただのボーナス、最高。
もう1.2ヶ月働いていたら越えてた。
絶妙な期間だった。
申請したら本当に返ってきた。
カメラを買うことに決めた。
電気屋で見た良い感じの機種を、オークションサイトで探す。
望遠レンズも付いて、300で出ていた。
落札期限の1時間前に競り合いになり、結局600で落札出来た。
数日後に無事に届いた。
それ以外にも、ワイヤレスイヤホンやショルダーバッグを買い直したりした。
ドイツに行って以来、3回目のワクチン打たなきゃとは思っていた。
コロナどうこうでは無く、ドイツみたいに2回目から半年以上経っている人が入国するには3回目が必要みたいな国は増えてくると思う。
特に途上国とか今後行く場合は3回目も必要な気がしていた。
ただイギリスに来たときよりも、明らかに最近はワクチン摂取会場やPCR検査場などの看板を街で見る機会が無くなった。
ほぼ見ない。というかコロナという単語を聞かなくなった。
ネットで調べたら、家から歩いて20分ぐらいの場所に摂取会場があった。
予約もいらないらしい。
休日に行ってみたら、あった。
車だった。
オーストラリアでの証明書を見せる。
モデルナになると言われる。
打ってもらう。
国際証明書はここでは出せないから、出してもらえる役所を教わる。
摂取証明のカードをもらう。
保健省のアプリで摂取している記録やQRコードを出せることを教わる。
副作用は1.2回目同様まったく無かった。
2日間ぐらい腕が重かったぐらい。
アマゾンで頼んだワイヤレスイヤホンが、配達済みのメールが届くが家には届いていない。
大家や同居人に聞くが知らないと言われる。
翌日、ポストに紙切れが入っていた。
お前の家の荷物が届いてるから17時以降に取りに来いと書いてある。
行ってみると、俺の荷物がその人の家にあった。
俺の家は33番地。隣の通りの33番に届けられていた。
いい加減過ぎる。
この人が親切で良かった。
6月中旬の金曜日、マキシマムザホルモンのライブに行く。
ヨーロッパツアーの発表があったのが2月で。
フランスのフェスに出るのもあってのヨーロッパツアーで。
ケルン、パリ、バルセロナ、ロンドンでライブがあって。
発表された日に2枚チケットを買って。
どうせ誰か行くだろうと思っていたが、誰も見つからず。
今度は俺が募集を出してみたら、すぐに連絡が来た。
ロンドンから電車で1時間ぐらいの街の大学に通う留学生の方だった。
会場は何度か飲みに来たことがあるBrixtonのライブハウスで。
キャパ2000ぐらいで。
やっと外国で初めてライブハウスに来られた。
日本人もちらほらいたけど、ほぼ外人で。
開演まで隣にいた人と話していたら、その人はロンドンで働くスペイン人で。
アニメでホルモンを知ったらしい。
俺はチケットを買ってホルモンのライブに行ったのは高校2年生以来で。
高校3年生の時はフェスで見て。
それ以降は地元に来ても、駐車場で働いていて。
こういう大人数のライブハウスも久しぶりで。
ライブは最高だった。
クイーンはドームだったから、デカい音のライブは本当に良かった。
外人達の本気モッシュもダイブも、サークルモッシュも見れた。
ゴリゴリ黒人セキュリティも見られた。
最高だった。
終わった後、会場の外でみんなで大合唱していた。
配達で週に何回も来るBrixton。
普通に昼間に遊びに来てみたい。
その翌日の土曜日。
タイレストランで昼食を食べる。
パッタイ。
ピカデリーサーカスにある大きなおもちゃ屋さんに行く。
リアルジュマンジ。
売られていた。
その翌日の日曜日。
ノエル・ギャラガーのライブにトシさんと行く。
これも掲示板でチケットが余っている人がいて募集しているのを見てライブの存在を知った。
ノエルはイギリスツアーを、リアムはワールドツアーを回っていた。
見たいと思い、トシさんと呑んだときに興味無いか聞いて、どちらかといえばノエルだろうとお互いなり、トシさんがチケットを取ってくれた。
72ポンドだった。
会場は北ロンドンの公園。
よく屋外ライブをやっている場所みたいだった。
物販。
ノエルのTシャツなんて着てロンドン歩いてたら絡まれそうなんて話しをして。
入り口でスペインにワーホリに行ってて、ロンドンまでノエルとリアムのライブを見にロンドンに来たという日本人の人と知り合い一緒に見ることになって。
事前にいくら色々調べても、ノエル以外に2つのバンドが前座で出ることと、時間しか書いてない。
その時間が開場時間なのか開演時間なのかも分からない。
あとから他の人に聞いたら、イギリスではチケットに書いてある時間の1時間か2時間後からライブは始まるらしい。
だからみんな1時間後ぐらいに行くらしい。
会場の中もどうなっているのかもよく分からない。
1番価格が高い、ステージ前のエリアは200ポンドぐらいしたので、その外側のエリアを買っていた。
中は各エリアにドリンクもフードもたくさん屋台が出ていた。
ビール買って待つことにした。
事前にどっかに書いててくれてもいいのにと思ったけど、どこもこういうものなのかもしれない。
会場後方の1番安いエリアは椅子を有料で借りるかシートを敷いてのんびり見るエリアだった。
思ったほど遠くも無いし、ここでも良かった。
結局1番はじめのバンドが始まるまで2時間もある...。
しかもノエルまで5時間もある...。
夜から来るで全然良かった。
人もまだまばらで。
椅子エリアの外側でも十分近かった。
ビール呑みながら、スペインワーホリの話しを聞いていたら1つ目のバンドが始まった。
男女のユニットみたいなので。
2つ目は正統派UKロックみたいな男4人のバンドで。
盛り上がっている人もいて有名なバンドみたいで。
ノエルが始める前には会場はパンパンで。
オアシス世代の人から、若い高校生ぐらいの人もたくさんいて。
SEが鳴って、ノエルが出てきたときは本当に感動した。
マジでノエル・ギャラガーだって、イギリスのマンチェスター出身の彼をここで見られるのは。
高校生の時から山ほどYoutubeで見てきた。
1番聞いた洋楽はOasisだったし。
インタビュー動画とかも山ほど見た。
4年前にロンドンに来たときはMorning Gloryのジャケットの場所を探して、アルバム聞きながら見に行った。
あの日もめちゃくちゃ感動した。
ノエルのソロになってからの曲はほとんど知らなかったから、ここ数週間はずっと配達中に聞いていた。
ライブ前半はそのずっと聞いてた曲ばかりで。
ソロの曲もめっちゃ良くて。
後半はオアシスの曲中心で。
Little by Littleのイントロ流れた瞬間会場めちゃくちゃ盛り上がって。
Youtubeのライブ動画見ててもやっているのを見た事が無かった、Whateverをやって。
ものすごい盛り上がりで。
途中から隣の人が肩組んできて。
みんなで騒いでた。
この人とずっと肩組んでた。
オアシスの曲を後半6曲やって。
ノエルもいつもより機嫌が良さそうで。
本編15曲やって。
アンコール出てきてソロの曲を2曲やって。
「次の曲が今夜の最後の曲、またね。」って言って。
会場にいる全員が、まだ本編でやってないから、最後が何の曲か分かるのに、本当にやるのかドキドキする感じで。
アンコールラストでやるとも思ってなかったし。
そんな中、何千回も聞いたDon't Look Back In Angerのイントロが流れた時は本当に最高だった。
たくさんの人が柵を乗り越えて椅子席の方になだれ込んで。
最初からみんな大合唱で。
長年憧れた、このライブを、イギリスで、イギリス人の大合唱で見れたのは最高だった。
最後の、客の大合唱と、ノエルのIt's not today.が見れて。
最高過ぎた。
トシさんとシドニーで知り合った頃に、トシさんはイギリスワーホリのビザがあるけどロックダウンしてて行けるかどうか分からないけど諦めてないという状況で。
そんなときにオアシスって知ってますか?と会社で朝話したのを覚えてて。
俺が1番好きな外タレで、Don't Look~ってイギリスの国歌って呼ばれてる曲があってとか、逸話が凄くてみたいな話しをして。
トシさんその時オアシス知らなくて。
次の日、トシさんが聞いてきたよなんて話しをして。
あれから2年ぐらい経つのか。
俺もトシさんもロンドン着いた時はお互いオアシス聞いたし。
全部含めて最高だった。
ノエルだろと思ってたけど、リアムも見たい。
ノエルも来年またチャンスがあればまた見たい。
お客さんがいなくなった客席はゴミだらけで。
マジでBECKのジャケ写と一緒で。
BECKの影響もあるけど、イギリス、イングランド、ロンドンの憧れは昔からあって。
ここでノエルのライブが見れたのは本当に良かった。
終わったのは23時近くて。
だいぶ呑んでたし。
会場がへんぴな所にあるのもあって。
近くのバス停は大行列で。
なんならバス来たけど、パンパンだからバス停通過していったりして。
こりゃダメだって話しをして、30分ぐらい歩いて別のバス停から帰った。
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