2月7日
ジャイプールからジョードプルに移動する日。
昼前に荷造りして出発。
昨日一緒に井戸に行った二人とお別れする。
二人も俺たちより二日あとにジョードプルに来るので、また会うかもしれないけど。
宿は良い所だった。
お湯も出たし、Wi-Fiも速かった。
歩いてバスターミナルへ。
1時間おきにジョードプル行きはあるから、当日チケットは買えとは言われていたけど、不安だった。
チケット窓口の人は、インドでは珍しくぐらい丁寧で親切な人だった。
12時発でチケットも買えた。
ジョードプルまで330ルピー、530円。
出発まで時間もあったので、バスターミナルの前のお店でご飯。
チャーハン。90ルピー、140円。
微妙だった。
ここ数日、インドのご飯に食欲が湧かない。
日に日に食が細くなる。
バスはちゃんと指定席だった。
出発時には満席になった。時間通りに出発。
俺のバックパックが網棚に入らないので運転席の後ろに置いてもらった。
運転手さんも良い人だった。
ジャイプールに来てから思っているけど、デリーやバラナシより良い人が多い。
客引きもしつこくない。
バスは途中の街にちょこちょこ止まる。
お客さんも降りたり乗ってきたり。
大きな街では停車時間が長いので、拓郎と交代で休憩しに行く。
7時間で着くってネットに書いてあったが、8時間かかって、20時過ぎにジョードプルに到着。
時間も遅いのでバスターミナルの前で夕食。
名前なんだか忘れたけど、インドでよく見るセット的なやつ。
90ルピー、150円。
美味しかった。米もこのぐらいの量でいい。
宿はバスターミナルから歩いて15分ぐらいだった。
ただ口コミが良かったから選んだのに、Wi-Fiはめちゃくちゃ遅いし、お湯も微妙だった...。
拓郎とこの先のことを少し決める。
おそらく、俺のインドビザの残り日数的にも、インド南部まで行くのは不可能。
ムンバイが限界。
そうすると、逆に数日余裕がある。
なんなら、どうしても見たかったのは、あとはジョードプルぐらいだったので、ここが最終地でもいい。
その先はまた考える。
この街に数日いてもいい。
なので明日宿を変えることにした。
0時過ぎに就寝。
ベッドはめちゃくちゃ硬かった。
2月8日
昨夜、拓郎が新しい宿を調べて予約してくれた。
歩いて10分ぐらいらしい。
荷物をまとめて移動する。
チェックアウトして外に出ると、玄関に拓郎の靴が無い...。
間違いなく、昨夜到着した時にここで脱いだ。
宿の人を呼んで事情を話す。
他の宿泊者にも確認すると、もう一人インド人の宿泊者も靴が無いらしい...。
どうも二足の靴が盗まれたっぽい...。
二人の靴は有名ブランドの物だった。
俺の安物の靴は無事だった。
しばらくあたりを探すが見つからない。
宿の人は代わりにいらない靴をあげると持ってきたが、到底履けないボロボロの靴だった...。
ひとまず拓郎は諦めた。
保険申請のため、警察に行くしか無い。
ホントに次から次へと...。
次の宿は歩いて10分。
今度はWi-Fiも速いし、お湯もしっかり出るし、共有スペースも広いし、キッチンもある。
完璧だった。というかインドでは断トツに良いし、ここまで良い宿も中々無い。
昼飯を近くのレストランに食べに行く。
チャーハン、微妙だった...。
ラッシーがあったので頼む。
人からもらったことはあったけど、自分で頼むのは初めて。
ラッシーが1番美味しい。ドライフルーツとかナッツも入っていて美味しかった。
レストランの中ではクリケットがテレビでやっていた。
インド対ニュージーランド。
大きなスタジアムでめちゃくちゃ観客が入っていた。
街中でもクリケットをやっている子供が多い。
ルールが今ひとつ分からないけど。
拓郎は警察に被害届をもらいに行って、俺は宿でボケッとしていた。
夕方から買い物に行く。
大通りからは目立たない場所にある酒屋。
店先ではインド人達が酒盛りをしていた。
毎回不思議な光景すぎる。
宿に戻る。
拓郎は無事に被害届をもらえたらしい。
ただ宿に実況見分に行くと、宿の人はこのまま実況見分するならお前の味方には俺はならないと言われたらしい。
状況的に味方も何も無いけども。
夕飯はカトマンズで日本人の方からもらった春雨とサトウのご飯。
めちゃくちゃ久しぶりで美味しかった。
今更だけど、米はやっぱ日本だ...。
2月9日
この先の行き先をがっつりと決める日。
俺も拓郎も宿に引きこもる。
俺のインドビザのリミットまであと一週間。
当初の予定ではジョードプルからアフマダーバードを経由して、ムンバイに向かうつもりだった。
そこから出来ればインド南部に入り、ヒッピーの聖地ゴア、インドで1番良い所とみんなオススメするハンピに行きたかった。
ただ、あと一週間ではゴア、ハンピは無理。
ムンバイが限界。
そしてムンバイには特に見所が無い。
なので、ここで悩むこの先のルートは大きく分けて二つ。
ビザ期限までにスリランカに飛び、スリランカを回ってから、再びインドビザを取得して、インドに戻ってきて、南部やまだ行っていない街に行く。
もう一つは、もうインドは終わりにしてオーストラリアに向かう。
スリランカやインド各地の観光名所をもう一度調べ直したり、インド国内の色々な場所からスリランカやオーストラリアへの航空券を探し続ける。
悩みに悩んだあげく、もうインドを回るのはやめる。
オーストラリアに行ってしまうことにした。
スリランカに行って、再びインドを回るとなれば、航空券と滞在費で10万円以上かかる。
だったらそのお金は別で使いたかった。
あと、気持ち的にもうフラフラするのではなく、オーストラリアで働くことの方がやりたかった。
拓郎にそうすることを伝えて、その先はオーストラリアへの航空券を探す。
オーストラリアでは友達がもう働いていて、仕事も家も紹介してくれることになっている街はオーストラリア北東部。
最寄り空港は、バンダバーグ、ブリスベン、ゴールドコースト。
インドのムンバイ、アフマダーバード、ジャイプール、ジョードプル、デリーからそこまでのいくつもの組み合わせと日付を比較し続ける。
するとビザ満了の日、一週間後の便で、ジャイプール発ゴールドコースト行きが一番安かった。
エアアジア、マレーシアのクアラルンプール経由で荷物代込みで3万円。
断トツで安い。他の組み合わせなら5万円以上する。
ジャイプールに再び8時間かけて戻ることになるが、千円で戻れるし。
ということで、オーストラリア行きの航空券を買った。
これでオーストラリア行きが確定になった。
1年2ヶ月続けてきたこれも、ユーラシア大陸も終わる。
日本に帰るのがだいぶ先になることになった。
出国日までの予定を決める。
アフマダーバードへ行き、もう一つの巨大井戸の観光をして戻ってくるのも可能ではあった。
ただそうすると、連日の長距離移動になる。
それと個人的には、そこまでして見たい物でも無かった。
今泊まっている宿はインドと思えないほど快適。
なので、ここでもう4泊してオーストラリアの準備をして、ジャイプールに戻り、ジャイプールで2泊して出国することにした。
拓郎も了承してくれた。
4日後までは一緒にノンビリしてくれる。
合流してから2週間、ずっと移動か観光だったし。
出国までの宿を予約する。
ジャイプール空港の行き方、ゴールドコーストに着いてからの移動方法を調べる。
オーストラリアで最初に住む街は、めちゃくちゃ田舎の街らしい。
各所電話する。
オーストラリアでお世話になるのは1年前にラオスのビエンチャンで宿が一緒だった同い年のゲンちゃん。
ゲンちゃんに色々教わる。
そんなことをしていたら夜。
一日中調べ物をしていたら、凄い疲れた。
オーストラリアまでに調べなきゃいけないことも、やらなきゃいけないことも山ほどあった。
拓郎は夕方から散歩に行っていた。
帰ってきたので夕飯を食べに行く。
外に出ようとしたら、ちょうど2日前まで一緒だった二人がジャイプールから到着した。
夕飯は昨日も行ったレストランへ。
チーズビリヤニとラッシー。
合わせて220ルピー、350円。
美味しくもなく、不味くも無かった。
宿に戻って、風呂に入って、日記に写真を上げ続けたり、データ整理をする。
酔っ払ったインド人の女の子3人に拓郎が絡まれる。
友達の結婚式だかでジョードプルに来ているらしい。
3人は同じインド人でも各々言語が違うみたいで英語で会話をしていた。
インドでは20歳ちょっとで結婚するらしい。
日本は?と聞かれて答える。
あなた達、逃しているじゃない、こんなとこでフラフラしてて大丈夫なわけ?的な話しをされる。
家族とは会わなくて寂しくないの?と再三聞かれる。
メールとか電話はしてるよと答えると、は?そういうことじゃないだろ!!と言われる。
そんな話しをしていたら深夜2時。就寝。
ただ、寝ている時の俺の咳き込む音がうるさく、欧米人達が起きてしまったらしく、拓郎が起こしてくれて、共有スペースに朝方移って寝た。
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ジャイプールからジョードプルに移動する日。
昼前に荷造りして出発。
昨日一緒に井戸に行った二人とお別れする。
二人も俺たちより二日あとにジョードプルに来るので、また会うかもしれないけど。
宿は良い所だった。
お湯も出たし、Wi-Fiも速かった。
歩いてバスターミナルへ。
1時間おきにジョードプル行きはあるから、当日チケットは買えとは言われていたけど、不安だった。
チケット窓口の人は、インドでは珍しくぐらい丁寧で親切な人だった。
12時発でチケットも買えた。
ジョードプルまで330ルピー、530円。
出発まで時間もあったので、バスターミナルの前のお店でご飯。
チャーハン。90ルピー、140円。
微妙だった。
ここ数日、インドのご飯に食欲が湧かない。
日に日に食が細くなる。
バスはちゃんと指定席だった。
出発時には満席になった。時間通りに出発。
俺のバックパックが網棚に入らないので運転席の後ろに置いてもらった。
運転手さんも良い人だった。
ジャイプールに来てから思っているけど、デリーやバラナシより良い人が多い。
客引きもしつこくない。
バスは途中の街にちょこちょこ止まる。
お客さんも降りたり乗ってきたり。
大きな街では停車時間が長いので、拓郎と交代で休憩しに行く。
7時間で着くってネットに書いてあったが、8時間かかって、20時過ぎにジョードプルに到着。
時間も遅いのでバスターミナルの前で夕食。
名前なんだか忘れたけど、インドでよく見るセット的なやつ。
90ルピー、150円。
美味しかった。米もこのぐらいの量でいい。
宿はバスターミナルから歩いて15分ぐらいだった。
ただ口コミが良かったから選んだのに、Wi-Fiはめちゃくちゃ遅いし、お湯も微妙だった...。
拓郎とこの先のことを少し決める。
おそらく、俺のインドビザの残り日数的にも、インド南部まで行くのは不可能。
ムンバイが限界。
そうすると、逆に数日余裕がある。
なんなら、どうしても見たかったのは、あとはジョードプルぐらいだったので、ここが最終地でもいい。
その先はまた考える。
この街に数日いてもいい。
なので明日宿を変えることにした。
0時過ぎに就寝。
ベッドはめちゃくちゃ硬かった。
2月8日
昨夜、拓郎が新しい宿を調べて予約してくれた。
歩いて10分ぐらいらしい。
荷物をまとめて移動する。
チェックアウトして外に出ると、玄関に拓郎の靴が無い...。
間違いなく、昨夜到着した時にここで脱いだ。
宿の人を呼んで事情を話す。
他の宿泊者にも確認すると、もう一人インド人の宿泊者も靴が無いらしい...。
どうも二足の靴が盗まれたっぽい...。
二人の靴は有名ブランドの物だった。
俺の安物の靴は無事だった。
しばらくあたりを探すが見つからない。
宿の人は代わりにいらない靴をあげると持ってきたが、到底履けないボロボロの靴だった...。
ひとまず拓郎は諦めた。
保険申請のため、警察に行くしか無い。
ホントに次から次へと...。
次の宿は歩いて10分。
今度はWi-Fiも速いし、お湯もしっかり出るし、共有スペースも広いし、キッチンもある。
完璧だった。というかインドでは断トツに良いし、ここまで良い宿も中々無い。
昼飯を近くのレストランに食べに行く。
チャーハン、微妙だった...。
ラッシーがあったので頼む。
人からもらったことはあったけど、自分で頼むのは初めて。
ラッシーが1番美味しい。ドライフルーツとかナッツも入っていて美味しかった。
レストランの中ではクリケットがテレビでやっていた。
インド対ニュージーランド。
大きなスタジアムでめちゃくちゃ観客が入っていた。
街中でもクリケットをやっている子供が多い。
ルールが今ひとつ分からないけど。
拓郎は警察に被害届をもらいに行って、俺は宿でボケッとしていた。
夕方から買い物に行く。
大通りからは目立たない場所にある酒屋。
店先ではインド人達が酒盛りをしていた。
毎回不思議な光景すぎる。
宿に戻る。
拓郎は無事に被害届をもらえたらしい。
ただ宿に実況見分に行くと、宿の人はこのまま実況見分するならお前の味方には俺はならないと言われたらしい。
状況的に味方も何も無いけども。
夕飯はカトマンズで日本人の方からもらった春雨とサトウのご飯。
めちゃくちゃ久しぶりで美味しかった。
今更だけど、米はやっぱ日本だ...。
この先の行き先をがっつりと決める日。
俺も拓郎も宿に引きこもる。
俺のインドビザのリミットまであと一週間。
当初の予定ではジョードプルからアフマダーバードを経由して、ムンバイに向かうつもりだった。
そこから出来ればインド南部に入り、ヒッピーの聖地ゴア、インドで1番良い所とみんなオススメするハンピに行きたかった。
ただ、あと一週間ではゴア、ハンピは無理。
ムンバイが限界。
そしてムンバイには特に見所が無い。
なので、ここで悩むこの先のルートは大きく分けて二つ。
ビザ期限までにスリランカに飛び、スリランカを回ってから、再びインドビザを取得して、インドに戻ってきて、南部やまだ行っていない街に行く。
もう一つは、もうインドは終わりにしてオーストラリアに向かう。
スリランカやインド各地の観光名所をもう一度調べ直したり、インド国内の色々な場所からスリランカやオーストラリアへの航空券を探し続ける。
悩みに悩んだあげく、もうインドを回るのはやめる。
オーストラリアに行ってしまうことにした。
スリランカに行って、再びインドを回るとなれば、航空券と滞在費で10万円以上かかる。
だったらそのお金は別で使いたかった。
あと、気持ち的にもうフラフラするのではなく、オーストラリアで働くことの方がやりたかった。
拓郎にそうすることを伝えて、その先はオーストラリアへの航空券を探す。
オーストラリアでは友達がもう働いていて、仕事も家も紹介してくれることになっている街はオーストラリア北東部。
最寄り空港は、バンダバーグ、ブリスベン、ゴールドコースト。
インドのムンバイ、アフマダーバード、ジャイプール、ジョードプル、デリーからそこまでのいくつもの組み合わせと日付を比較し続ける。
するとビザ満了の日、一週間後の便で、ジャイプール発ゴールドコースト行きが一番安かった。
エアアジア、マレーシアのクアラルンプール経由で荷物代込みで3万円。
断トツで安い。他の組み合わせなら5万円以上する。
ジャイプールに再び8時間かけて戻ることになるが、千円で戻れるし。
ということで、オーストラリア行きの航空券を買った。
これでオーストラリア行きが確定になった。
1年2ヶ月続けてきたこれも、ユーラシア大陸も終わる。
日本に帰るのがだいぶ先になることになった。
出国日までの予定を決める。
アフマダーバードへ行き、もう一つの巨大井戸の観光をして戻ってくるのも可能ではあった。
ただそうすると、連日の長距離移動になる。
それと個人的には、そこまでして見たい物でも無かった。
今泊まっている宿はインドと思えないほど快適。
なので、ここでもう4泊してオーストラリアの準備をして、ジャイプールに戻り、ジャイプールで2泊して出国することにした。
拓郎も了承してくれた。
4日後までは一緒にノンビリしてくれる。
合流してから2週間、ずっと移動か観光だったし。
出国までの宿を予約する。
ジャイプール空港の行き方、ゴールドコーストに着いてからの移動方法を調べる。
オーストラリアで最初に住む街は、めちゃくちゃ田舎の街らしい。
各所電話する。
オーストラリアでお世話になるのは1年前にラオスのビエンチャンで宿が一緒だった同い年のゲンちゃん。
ゲンちゃんに色々教わる。
そんなことをしていたら夜。
一日中調べ物をしていたら、凄い疲れた。
オーストラリアまでに調べなきゃいけないことも、やらなきゃいけないことも山ほどあった。
拓郎は夕方から散歩に行っていた。
帰ってきたので夕飯を食べに行く。
外に出ようとしたら、ちょうど2日前まで一緒だった二人がジャイプールから到着した。
夕飯は昨日も行ったレストランへ。
チーズビリヤニとラッシー。
合わせて220ルピー、350円。
美味しくもなく、不味くも無かった。
宿に戻って、風呂に入って、日記に写真を上げ続けたり、データ整理をする。
酔っ払ったインド人の女の子3人に拓郎が絡まれる。
友達の結婚式だかでジョードプルに来ているらしい。
3人は同じインド人でも各々言語が違うみたいで英語で会話をしていた。
インドでは20歳ちょっとで結婚するらしい。
日本は?と聞かれて答える。
あなた達、逃しているじゃない、こんなとこでフラフラしてて大丈夫なわけ?的な話しをされる。
家族とは会わなくて寂しくないの?と再三聞かれる。
メールとか電話はしてるよと答えると、は?そういうことじゃないだろ!!と言われる。
そんな話しをしていたら深夜2時。就寝。
ただ、寝ている時の俺の咳き込む音がうるさく、欧米人達が起きてしまったらしく、拓郎が起こしてくれて、共有スペースに朝方移って寝た。
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