19.1.1 378日目 インド バラナシ

早朝5時に起きる。
準備して、5時半にみんなで宿を出る。
昨夜から話していた宿の人たち9人でガンジス川へ向かう。

日の出時間は6時40分だった。
真東に面しているガードに向かい朝日を待つ。
6時ではまだ暗いけど人はそこそこいた。
もう川沿いのお店はちょこちょこ開いていて、5ルピーでチャイを買う。

6時半ぐらいに少し太陽の頭が見えたが、再び消える。
日の出時間を過ぎて、7時を過ぎても一向に太陽が出てこない。

諦めて帰るかなんて話しもあったけど、空気が濁っているからで、もう少し登れば見えるのではないかという話しにもなり、7時半まで待つことにした。

待っている間に一緒に話していた、東京で衣装の貸し付けとコーディネートの仕事をしているという人の話が面白かった。

7時20分ぐらいに、話していたとおり、少し登った位置から太陽が出た。
初日の出。

綺麗だった。
これを見にバラナシに来たわけだし。
ガンジス川で見るのは贅沢な気もした。


日が出ると、地元の人たちの朴浴が始まった。
日の出時間が神聖な時間らしい。
ふざけている子供達を怒るおじさんがいたり。
ただ浸かるだけの人も、泳ぐ人も、風呂に入る人もいる。

水面に反射する朝日と、飛んでいくたくさんの鳥。綺麗だった。

写真撮ってもらって。

初日の出、見られて良かった。
去年はタイのプーケットにいた。二日酔いで起きたのは昼だった。
今年はいったいどういう1年になるのだろうか...。
来月のことすら分からないけど...。


初日の出を見た後は、ミサコさんとナオキさんがガンジス川に入るという。
俺も日本を出る前はバラナシにいつか行って、ガンジス川に入る事になるかなと思っていたけど、実際目の前にすると全然入りたくない...。
体調崩したくないし...。普通に寒いし...。悪い話ししか聞かないし...。
もったいないとか、せっかくだしとかあるかもしれないが、ここまでのインドを見ていたら、俺は思わなかった。
入ってみるのは凄くいいとは思うけど。

川沿いのインド人にミサコさん達が入っていいか聞くと、笑いながら入れ入れと言っていた。
実際川に入れば寒くないらしい。
二人は身を清めていた。

宿に戻る。
昼飯は唐揚げ定食、170ルピー、280円。
味噌汁も付く。美味しかった。

食べたら、朝早かったし寝る。
夕方起きるが、どうも体調が悪い...。
風邪っぽい、ダルい...。
再び寝る...。

下痢はずっと続いていた。
1度デリーで治ったのに再発した...。
経験の無いほどの下痢。
お腹が痛いとかは無く、トイレがやたらと近く、出るのは水...。
キツかった...。


ミサコさんが夕食の時間に起こしに来てくれた。
宿で再び食べる。

チキントマトパスタ、160ルピー、260円。
美味しかった。


食後はパソコンを開き、色々インドの事を調べたりしたが、体調が良くなくて再び寝た。
夜はトイレで何度か起きた。


初夢は、ビックリするぐらい良い夢だった...。
夢とか普段絶対覚えてないし、良い夢なんて見たことがほとんど無いのに。
今の願望が強すぎるのかなんなのか。
正夢になるといいな...。




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