19.1.6 383日目 インド バラナシ

体調は完全に回復した。
バラナシの残りの観光に行く日にする。

洗濯したりして、宿で昼食を食べる。


チキンマヨネーズカレー、180ルピー、290円。
微妙...。



支度して出かける。
ガンジス川に出て、ひたすら南に歩く。



バラナシは牛以外にも山ほど野良犬と猿がいる。
子犬もたくさん。猿は宿の屋根の上を毎日飛び回っている。


船のストライキが明けたらしい。
明日には日の出も夕日も遊覧船が出るらしい。

今まで見たガンジス川とは違い、山ほどの船が今日は行き交う。


今日は凄い温かい。
ベンチで座ってみたり、寝てみたりしながら、ゆっくり南へ下る。

ガンジス川は本当に生活の全てで、洗濯をしている人も多い。





ノンビリ南へ2kmぐらい歩くと、マニカル二カー・ガードに着く。
2つある火葬場の大きい方。


24時間、ひっきりなしに遺体が運び込まれ、ここで焼かれる。
インド人にとって、ここで火葬されることが1番幸せなことだとは聞いたことがある。

位が高い人は室内で、そうでない人は川沿いで焼かれるらしい。
十分に人生を経験していない子供と、人生を超越している出家遊行者は焼かれずにそのまま川に沈めるらしい。
火葬はある一族が担当するらしい。

運び込まれた遺体は、1度川に浸してから、薪の上で燃やす。
10人ぐらいの方が、川沿いで燃やされていた。
それを親族がみつめる。
牛や野良犬も多い。
燃やされた灰は川に流される。

次々に運び込まれるご遺体。



人がまんま焼かれる光景はさすがに初めて見た。
チベットで見た鳥葬とはまた違う。
鳥葬を見たときと一緒で、ショックな感じも、キツい感じも一切無い。
何も思わない。

俺は何月何日に死ぬんだろう、何曜日なんだろうと初めて考えた。
ミャンマーで調べるまで、自分が産まれた曜日も知らなかった。

ただ立ちこめる煙と、舞う灰は独特だった。匂いも。
灰が流された川下で、みんな洗濯をし、朴浴をする。
川には死んだ大きな牛も流れていた。



再び南へ向かう。


1番南のガード、アッスィーガード。
ここから市内の方へ入る。



街角にあった寺院。


ドゥルガー寺院へ。
戦いの女神を祀った、真っ赤のヒンドゥー寺院。
本堂の中へはヒンドゥー教徒しか入れない。



すぐ近くにあったトゥルスイー・マーナス寺院。
ここはなんとなく中は入らず。


再びアッシィーガードへ戻る。


対岸の中州に渡れそうな船がありそうなので探す。
何人かに聞くが、個人貸し切りばっか教えてきて、相乗りを教えてくれない。
話しの最初は相乗りなのに、よくよく聞くと貸し切りとか。

たくさん人が乗っている船に話しかけて、対岸行きを確認して乗る。
片道20ルピー、32円。
船が満席になるまで発車しないのでけっこう待つ。


数分で中州へ。
中州はたくさんの人だった。
インド人しかいないけど。

中州から市街地方面がちょうど西。
夕日が綺麗。







中州は、砂浜。
このまま中州を歩いて北まで戻り、北側から船で戻る。


永遠と話しかけてくる奴とか、無視していると遠くから石を投げてくる少年とかとすれ違いながら北へ歩く。
何から何までウザい...。


読んだことないけど、三島由紀夫の「暁の寺」はバラナシが書いてあるらしい。
こういうことなのか。
バラナシの朝日と夕日は綺麗。


火葬場は夕方も永遠と燃えている。


小一時間歩いて、宿があるガードの向かいから船に乗って戻る。





この日も日没のお祈りは凄い人の数だった。


宿に戻り、お好み焼きを食べる。

ネパールの事を調べたりして、就寝。





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